hatorix-ooya-man’s blog

これもサラリーマン大家

自己紹介と、空き家問題の経緯

 

 

自己紹介

 

これから私の空き家の活用を紹介していくにあたり、自己紹介を書いておこうと思います。興味ない人もいると思いますが参考までに。空き家の特定に繋がりそうなことは書けないのでざっくりしか書かないので読み飛ばしてもらっても結構です。



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会社員 30代 男

今は妻と子ども2人と4人暮らし

持ち家あり 

 

子どものころ両親、姉と4人で暮らしており、父は私が小学校のころ新居を購入しました。これが私の実家ということになります(まさかこのときの新居を空き家バンクに登録することになろうとは…)。もともと祖父は農業をやっていたこともあり土地に困っていませんでしたので、その土地に家を建てました。

10代 両親は離婚し母親は家を出ていきました。

20代 父方の祖父・祖母が亡くなり、祖父名義の土地は父が相続しました。その後、父と姉と3人で暮らしていました。ですが父も病気ですぐに他界し、父名義の土地と建物を私が相続することとなりました。そうして姉と二人でしばらく実家に暮らしていました。

30代 私は結婚しました。家を出るタイミングで土地や家の資産をどう分けるか相談したところ、姉から「全部いらない」と言われました。姉は「土地や家の管理をやりたくないので全部あげる」と言っていました。

まあ、結婚して家を建てる予定があるわけでもないですし、姉からしたら一人暮らしするには大きい家ですし光熱費も無駄にかかることは間違いありません。

土地だってタダではありませんから、私からしたら、いらないならもらっておきましょうという気持ちでした。

その後、私も新居を建てることを考えました。実家は姉が住んでおりましたので、違うところに新居を購入しました。幸い、祖父の持っていた他の農地が実家の近くに余っていたので、そこに建てました。その後ほどなく、姉が実家から転出しました。

このとき、私が小学生のころから住んでいた家(実家)は空き家になってしまいました(←なんという寂しい響きでしょう)。

 

空き家(元実家)の情報はこちらです。

空き家情報

  • 敷地 約100坪
  • 間取り 5LDK
  • 建坪 42坪
  • 築30年
  • 草木 多数
  • 木造2階建て

 

雨漏りなどしていませんので、住もうと思えばまだ住める状態です。しばらくしたら姉も戻ってくるかも?と思いましたが、結局1年たっても戻ってきませんでした…。これは紛れもなく空き家です。



 


空き家をもつことの問題点

 

1年間空き家を管理して気づいたこと(問題)があります。

  • その1。まず、雑草の処理が、クソ面倒くさい。

これは家を持っている人なら想像できると思います。しかし自分が住んでない家となると面倒くささがよりUPします。なんせ住んでないんですから、モチベーションが全くありません。それでも1年も放置しておけば草は伸び伸び育ちますので、草刈りや除草作業はしなければなりません。この家には木も生えていましたので、放っておくと枝が伸びて隣家に侵入する恐れがあります。なので木の伐採作業も必要です。

除草剤をまいたり、木の枝が隣の家に侵入していないか確認したりは定期的にやらなければなりません。

 

  • その2。次に固定資産税の問題があります。

家や土地を持っている人は当然 固定資産税を払います。毎年、春ごろにやってきます、「固定資産税納税通知書」が。空き家になっていても当然払うのです。それどころか、人が住んでいない場合、納税額は増えるのです。これは大変。

「では、取り壊そうか」→ いや待て! 更地(家がない土地だけの状態)にすると固定資産税は増えるのです。しかも家を取り壊す費用を見積もりしてもらったところ、約100万円とのこと。なんてこったい。わざわざお金をかけて、納税額を増やすなんて。馬鹿馬鹿しい。まあ、国としてはそうやって使用予定のない土地を放置しておくなんて勿体ないですから。だったら使用見込みのある誰かの手に渡った方がいいですからね。

 

空き家オーナーになることは、それこそ《負の資産》を持つことと同じです。これは速やかに解決しなければならない問題なのです。

 

この問題を奥さんに伝え、私「できれば売りたい」と伝えたところ、このように言われました。「子どもが将来どこに住むのか、どこに家を建てるのか分からないのに、売ってしまうなんて勿体ない。現状お金に困っているわけでもない。固定資産税を余計に払うことになっても、土地を売るなんてダメ!」

 

いやいや、私の草刈り時間はもったいなくないのでしょうか…(汗)。ただ、私自身、土地があったことで、家を建てるときに楽をさせてもらった経験がありますので。土地を持っていたご先祖様に感謝感謝。おっしゃる意味は分かります。ただこの空き家問題は解決しなければならないです。  

ここから、私はこの「実家が空き家になっちまった問題」と長く付き合っていく決心をしたのです。

 

この空き家は結局、自治体の空き家バンクに登録し、賃貸とすることとなりました。

それまでの私はもちろん不動産投資やリフォーム経験ゼロです。

その経験は他のブログにも書いてありますので、ぜひ参考にしてください。